-bullet.png)
草の根・人間の安全保障無償資金協力による
シャン州ムセ地区カンボーザーテインギー第1尼僧院付属小学校建設計画、
シャン州クンロン地区クンロン小中高等学校建設計画及び、
シャン州ラショー地区ラショー総合病院感染病棟建設計画引渡式典の開催
2016年2月6日、7日及び8日に、草の根・人間の安全保障無償資金協力により支援されたシャン州の3件の施設(ムセ地区カンボーザーテインギー第1尼僧院付属小学校、クンロン地区クンロン小中高等学校、ラショー地区ラショー総合病院感染病棟)の引渡式典が行われました。
式典には、当館から泰松昌樹参事官が、ミャンマー側からは、チョー・チョー・トゥン・ムセ管区行政官、ミン・スウェ・クンロン地区行政官、ディーパ・ラショー総合病院院長をはじめ、教師、児童・生徒、建設委員会の委員長及びメンバーなど多くの関係者や地域住民が出席しました。
ラショー総合病院の式典では、ディーパ院長が、「ラショー総合病院は以前は200床の病院でしたが、今年度、500床に拡張されました。隔離病棟の建設によって、以前は総合病棟の患者とともに収容せざるを得なかったHIV感染患者を隔離できるようになりました。この支援に対し、長期間の使用に耐えるべく病棟と医療機器の管理を行っていくことを誓います」と述べ、ミャンマーと日本の友好関係が更に継続することを祈願しました。
続いて、泰松参事官より、「委員会を初め、建設会社の方々、この建設計画の実施に携わった方々の努力に感謝致します。この支援により、今後、地域住民の皆様がより良い医療サービスを利用できるようになることを期待しています」と述べ、ミャンマーと日本の友好関係が発展することを願い、挨拶を締めくくりました。
日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力スキームに基づき、614,694米ドルの資金供与を通じ、上記3施設の整備を支援しました。日本政府は、今後も草の根・人間の安全保障無償資金協力により様々な分野で支援を行っていく予定です。また、こうした支援が二国間の友好関係の発展に繋がることを望んでいます。
![]() |
クンロン小中高等学校の引渡式典に参加した地域住民エル・ティン・バームさんのコメント 「私は若い頃、このクンロン小中高等学校に通っていました。今日、日本政府及び日本国民の支援を得て新校舎が建設されたことをとても嬉しく思います。ミャンマーと日本の縁を信じ、ミャンマーと日本の長きに亘る良好な関係を祈願しています。」 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
カンボーザーテインギー第1尼僧院付属小学校での集合写真 | 生徒からの歓迎を受ける泰松参事官 | 参列者に挨拶するクンロン小中高等学校の生徒たち | ラショー総合病院での集合写真 |