日メコン交流年行事 「JENESYS写真家講演会及び展覧会」

2009年10月23日、日本大使館において、在ミャンマー日本大使館及びミャンマー写真家協会の共催により、日メコン交流年行事として「JENESYS写真家講演会及び展覧会」が開催されました。  このイベントでは、まず野川日本大使とペ・ミン・ウ・ミャンマー写真家協会会長、JENESYS「東アジアクリエーター招聘プログラム」に参加した写真家チョーチョーウィン氏及びティンアウン氏の4名により、両氏の写真展のリボンカットが行われました。その後、野川大使より歓迎挨拶を行った後、ペ・ミン・ウ会長より、若手写真家育成への日本政府の支援に対する感謝の挨拶が述べられました。引き続き、チョーチョーウィン氏及びティンアウン氏がそれぞれ約30分間、3ヶ月間の日本滞在中に撮影した写真をスライドで見せながら「ミャンマー写真家が見た日本」というテーマで講演を行いました。  会場には、写真家、日本語学校の生徒、プレス等約130名が出席し、二人の若手写真家が紹介する、日本滞在中の東アジアの芸術家との交流、祭り等日本の伝統的風物のみならず、メイドカフェ、秋葉原等に表される現代日本に興味深く聞き入っていました。

ペ・ミン・ウ会長は、冒頭挨拶の中で、このような外国との交流プログラムは写真家協会50年の歴史の中でも初めてであり、画期的なことであると述べました。2名の写真家も、自分たちの日本での経験がこのような形で披露でき嬉しいと述べていました。  日本大使館としては、今後とも写真家協会との協力を深め、写真を通じて、より多くのミャンマーの皆さんに、日本の実像をお知らせしたいと考えています。