日メコン交流年行事 ネーピードー及びマンダレーにおける日本文化紹介行事

2009年8月26日ネーピードーにおいて、8月28日マンダレーにおいて、野川在ミャンマー日本大使出席の下、日メコン交流年行事として日本文化紹介行事が開催されました。ネーピードーにおいては、ミャンマーにおける唯一の生け花専門家であるジョージ・サン・トゥン氏による生け花デモンストレーションが実施されましたが、これは日本大使館がネーピードーにおいて実施する初めての文化行事でした。観客は、ホテル観光大臣夫人、ホテル観光副大臣を含むミャンマー政府関係者、元日本留学生、NGO関係者等35名でした。「生け花」は、ミャンマーにおいては人気が高く、デモンストレーション後には、観客から次々と質問がある等、終始積極的な参加振りでした。

マンダレーにおいては、地元の空手道・合気道クラブ三団体の協力を得て、第一部としてこれら団体のメンバーによるデモンストレーションを行い、第二部としてジョージ・サン・トゥン氏によるデモンストレーションを行いました。マンダレーでは500名以上の観客が詰めかけ、会場は熱気に包まれました。公演終了後、観客からは「空手道、合気道のデモンストレーションはダイナミックである一方、生け花はエレガントであり、そのコントラストが印象に残った」、「ミャンマー人による日本文化の紹介という点で新鮮だった」等の感想が述べられました。日本大使館としては、今次イベントに対する好意的な反応を踏まえ、今後ともヤンゴン以外の都市でも積極的に文化行事を展開していきたいと考えています。