第6回 日本文学翻訳コンテストの開催

3月20日、ヤンゴンとマンダレー両都市で日本大使館主催、ミャンマー元日本留学生協会の協力、ヤンゴン日本人商工会議所協賛により第6回日本文学翻訳コンテストが実施されました。

本コンテストは初級、中級、上級と3つにレベルに分かれており、参加者は日本語能力に適したレベルに挑戦しました。今年の翻訳課題作品は、初級は勅使河原蒼風の「自然の目」、中級は志賀直哉の「清兵衛と瓢箪」、上級は井上靖の「本覚坊遺文」でした。

このコンテストは、日本語とミャンマー語の両方の力が試される非常に難しいコンテストですが、ヤンゴンで96名、マンダレーで66名の合計162名が、それぞれ自分の日本語能力に適した作品の翻訳に挑戦しました。

受賞者の発表及び表彰式は、2011年スピーチコンテスト(開催時期未定)に併せて実施する予定です。日本大使館は、今後も日本語学習者の目標となるような行事を企画し、日本語能力の向上に向けた支援を行って行きたいと考えています。