巡回写真展「自然に潜む日本」

7月22日,ギャラリー65(No.65 Yaw Min Gyi Road, Dagon Tsp, Yangon)において,国際交流基金及び日本大使館の共催による巡回写真展「自然に潜む日本」のオープニングセレモニーが開催されました。セレモニーには,文化省関係者,元日本留学生協会関係者,写真家,画家,ギャラリー関係者など70名近くが集まりました。セレモニーでは,竹内臨時代理大使より歓迎のスピーチがなされた後,写真展の背景について説明がなされました。

この写真展は,矢萩喜従郎(やはぎ・きじゅうろう)氏によるモノクロの写真85点により構成されています。矢作氏は,写真家としてだけでなく、グラフィックデザイン、家具デザイン、彫刻、建築なども手がけており、その作品は世界の多くの美術館に所蔵されています。

今回の写真を撮るために、矢作氏は日本全国2万キロを旅しました。彼は、撮影旅行の中で、様々な「自然」の風景に出会います。矢作氏は、撮影旅行を「自然に潜む日本の脈々と連なる底辺までをも探る貴重な行脚だった」と締めくくっています。

写真展は8月14日まで開催されています。多くの方にギャラリーまで足を運んでいただき、矢作氏の写真から「潜む日本」を感じとっていただければ、嬉しく思います。*なお,日本大使館では,この写真展の写真を題材として「写真俳句コンテスト」も開催しています。コンテストの詳細については,大使館広報文化班までお電話いただくか、ギャラリーにて配布している申請用紙をご覧ください。