浅野祥邦楽アンサンブル公演の実施 (2013年2月25、26日)

2月25、26日、日本大使館と国際交流基金の共催により、「浅野祥邦楽アンサンブルNew Age of Japanese music ~Tradition & Challenge~」を開催しました。本 公演は、日・ASEAN 友好協力40周年事業として、カンボジア、ミャンマー、ラオスの三か国で行われました。

2月25日はパークロイヤルホテルで一般向け公演、26日はヤンゴン文化芸術大学で大学生を対象にしたワークショップを行いました。津軽三味線奏者の浅野祥氏を中心とし、和太鼓、手踊りなども加わった若手邦楽奏者らによる公演は、二日とも大盛況でした。

一般向け公演では、ミャンマーの水祭りの歌はもちろんのこと、日本の民謡に合わせて会場から手拍子が起き、観客も一緒になって楽しめる時間になりました。また、日本の伝統楽器である三味線の艶やかな音色や、華々しい太鼓のパフォーマンスに観客からは、感嘆の声が上がっていました。

文化芸術大学でのワークショップでは、日本の三味線、和太鼓、ミャンマーの竪琴、ドラム、と双方の楽器を体験しました。楽器は違っても、同じ音楽に携わる若者同士すぐに打ち解け、交流を楽しんでいました。交流を通じ、日本の民謡とミャンマーの伝統音楽は節回しが似ているので、同じ流れをくんでいるのではないか、という新しい発見もありました。今後も、大使館では日本の温故知新を伝えられるようなイベントを企画していきたいと思います。