最新渡航情報等のお知らせ
  • 1.報道等によれば,10月11日から13日にかけてヤンゴン市内及びバゴー地域にて3件の爆発事件が発生しました。各爆発事件の詳細は以下のとおりです。なお,いずれの事件も日本人が被害を受けたとの報告はありません。
    • (1)10月11日 バゴー地域タウングー市内の爆発事件
      午後8時50分頃,バゴー地域タウングー市内ホテルで手製小型爆弾による爆発事件が発生した。この爆発により2名が死亡,1名が負傷した。
      なお,本事件発生前の9日,同地域ピュー地区において,トラック型公共バス車内にて同様の小型爆発物が発見されている(警察により処理済)。
    • (2)10月13日 ヤンゴン市インセイン地区の爆発事件
      午前0時15分頃,ヤンゴン市インセイン地区ソーブワージーゴン区ピー通り沿いのバス停で手製小型爆発物が爆発し,バス停の看板,いす及び屋根等が損壊した。この爆発による負傷者はなし。
    • (3)10月13日 ヤンゴン市タケタ地区の爆発事件
      午後5時15分頃,ヤンゴン市タケタ地区の市場入口付近に駐車していた貨物トラックの脇でゴミ集めをしていた少年2名が黒いビニール袋に入った置時計を発見した。少年が時計の針を回したところ時計が爆発し,前述の少年2名が軽傷を負った。

  • 2.ミャンマー警察当局はこれらの爆発事件を受けて街頭警備を強化するとともに,ヤンゴン市内における人混みや街路等での不審な放置物件等を見つけた場合には警察機関へ通報するよう呼びかけています。

  • 3.つきましては,在留邦人の皆様におかれては,不測の事態に巻き込まれることのないよう事態が沈静化するまでの間,以下の点につき十分な注意を払い,身の回りの安全対策及び危機回避に留意してください。
    • (1)不審な状況や不審物を察知したら速やかにその場から離れて下さい。
    • (2)ミャンマーでは過去にもショッピングセンター,映画館,バス停や市場などで爆弾事件が発生しています。人が多く集まる場所では周囲への警戒を怠らないようにして下さい。
    • (3)今回の爆発事件の犯行目的は未だ不明のままですが,特に標的となる可能性のあるモスク等宗教施設,政府機関,軍・警察関連施設には可能な限り近づかないで下さい。