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草の根・人間の安全保障無償資金協力によるマンダレー地域ミンジャン地区タイジャウン僧院付属小学校とモーカウン僧院付属小中学校の新校舎引渡式典開催
2013年12月14日、草の根・人間の安全保障無償資金協力によりミンジャン地区タイジャウン僧院付属小学 校とモーカウン僧院付属中学校の新校舎完成引渡式典行われました。式典には、在ミャンマー日本国大使館ら 山本公使が、ミャンマー側からは学校建設委員会委員長をはじめ多くの関係者や住民が出席しました。
両校は貧困家庭で育った児童を対象に、学費はもちろんノートや教科書代もすべて無料で教育を行っています。 村では、食べていくことが精一杯で、働き手がなくなると子どもに学校を辞めさせて農作業などを手伝わせる両親 も少なくありません。
式典でのスピーチで山本公使は「私からみなさんにお願いしたいことが2つあります。ひとつは子どもたちにせ めて学校を卒業できるまで教育を受けさせてあげてください。ふたつ目はこの丈夫な校舎をより長く使っていくた めに、維持管理をしっかりし大切に使ってください」と述べました。それに対し僧院僧侶は「教育は子ども達の未来 にとってとても大切です。教育を受ければ一人でどこまでも行くことができます。海外に行くこともできるようになり ます。みなさんも子ども達が更に明るい未来を築けるように協力してください。」と出席者に対して述べられました。
今般支援では、タイジャウン僧院付属小学校に89,785米ドル、モーカウン僧院付属小中学校に90,489米 ドルの資金供与により新校舎が整備されました。日本政府は、今後も草の根・人間の安全保障無償資金協力に より教育分野における支援を行っていく予定です。日本政府としては、こうした支援が二国間の友好関係の発 展に繋がることを望んでいます。
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