草の根・人間の安全保障無償資金協力によるマンダレー地域シングー地区タウンイン村僧院付属第13小学校とシュエピィ村僧院付属第17小学校の新校舎引渡式典開催

2013年12月13日、草の根・人間の安全保障無償資金協力によりマンダレー地域シングー地区タウンイン村 僧院付属第13小学校とシュエピィ村僧院付属第17小学校の新校舎完成引渡式典が行われました。式典には、 在ミャンマー日本国大使館から山本公使が、ミャンマー側からは学校建設委員会委員長をはじめ多くの関係者 や住民が出席しました。

両校には学校校舎がひとつもなく、僧院の宿坊など、僧院施設を教室代わりとして使用していました。宗教行 事が行われる際には、学校を休校しなければならないなどの問題を抱えていましたが、今回、草の根・人間の安 全保障無償資金協力により新校舎が建設され、子ども達はいつでも使用できる明るい教室で勉強できるようにな りました。

引渡式典では、山本公使は「日本でも昔、読み書きと計算を教える寺子屋がありました。この寺子屋のおか げで日本の識字率は世界最高水準となり、その後の日本の発展にも繋がっています。学校教育はミャンマー の発展にとって非常に重要です。日本政府としても引き続き重点的に支援を続けたいと考えております。」と述 べました。

今般支援では、タウンイン村僧院付属第13小学校に98,572米ドル、シュエピィ村僧院付属第17小学校に 107,290米ドルの資金供与により新校舎が整備されました。日本政府としては、こうした支援が二国間の友好関 係の発展に繋がることを望んでいます。