草の根・人間の安全保障無償資金協力によるナッマウ僧院付属中学校引渡式典開催

2013年6月25日に草の根・人間の安全保障無償資金協力によタニンダリー地域メイッ地 区ナッマウ僧院付属中学校の新校舎引渡式典が行われました。

式典には在ミャンマー日本国大使館から松尾参事官が出席し、学校管理委員会チョー・ウィ ン委員長に加え多くの関係者や住民が出席しました。

引渡式典で松尾参事官は「この学校を末永く大切に使って頂きたいです。また、この学校で勉強した子ども達が立派に成長し、ミャンマーの将来を支える人材に育ってくれることを願っています。」と述べました。

バッタンダー・ミャニー・タラ僧院代表僧侶は、「鉄筋コンクリート造りの立派な校舎ができ、子ども達がいい環境で教育が受けられるようになりました。この支援は私達学校関係者だけではなくミャンマー国全体にとっても有意義な支援であると思います。」とスピーチされました。

引渡式翌日、新校舎での授業が初めて行われました。小学校1年生と2年生がこの校舎で 勉強します。以前の教室は窓が少ないため、光があまり入りません。そして雨期には雨漏り もします。新校舎に初めて入った子ども達はとても嬉しそうに新しい机や椅子を触っていまし た。インタビューでは多くの児童が新しい椅子や机が気に入ったと答えていいました。

今般支援では、91,048米ドルの資金供与により、学校校舎が建設されました。日本政府は、今後も草の根・人間の安全保障無償資金協力により教育分野における支援を行っていく予定です。日本政府としては、こうした支援が二国間の友好関係の発展に繋がることを望んでいます。