草の根・人間の安全保障無償資金協力による、カレン州パアン地区コーワースー・シュウェーピィータウン村新道路及びパアン地区地域補助保健センター新館3棟の引渡式典開催

日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力により、カレン州パアン地区コーワースー・シュウェーピィータウン村新道路建設のために102,350米ドル、また同地区内に地域補助保健センターを3棟建設するため102,597米ドルを支援しました。

今般、新道路及び新保健センターの完成に伴い、平成25年3月12日及び14日にカレン州パアン地区において引渡式典が開催されました。式典には、在ミャンマー日本国大使館から中矢書記官が出席し、ミャンマー側からはゾー・ミン・カレン州首相、ソー・アウン・チョー・ミン・カレン州議会議員、ソー・タン・ロー連邦連帯開発党議員、ウィン・ナイン・カレン州保健局長ほか、多くの地域住民らが出席しました。

引渡式典で中矢書記官は、「今般支援したパアン地区道路・村落橋、保健センターに続き、現在、ラインボエ地区やミャワディ地区においても草の根案件を実施中です。今後、適切な維持管理のもと長期に亘って、地域の皆様の役立つことを心より願っています」と述べました。

これに対しゾー・ミン首相は、「日本政府と日本国民の皆様に、カレン州民を代表してお礼を申し上げます。日本政府のお力を借りながら、これからも更なるカレン州発展のために尽力していく所存です」と述べられました。

日本政府は、今後も草の根・人間の安全保障無償資金協力により支援を行っていく予定です。日本政府としては、こうした支援が二国間の友好関係の発展に繋がることを期待しています。