草の根・人間の安全保障無償資金協力によるモウソージュン・タグーカロン村(モン州)道路建設計画 引渡式典開催

平成25年2月15日、草の根・人間の安全保障無償資金協力により支援された、モウソージュン・タグーカロン村間の新道路引渡式典が開催されました。式典には、在ミャンマー日本国大使館から沼田大使が出席し、ミャンマー側からテー・ウー・連邦連帯開発党副議長、トー・トー・アウン・モン州開発局大臣らが出席しました。

引渡式典で沼田大使は、『今回、同道路が整備されたことにより、医療・教育・経済発展等、様々の分野において皆様の生活環境改善に貢献出来たのではないかと思う。この道路を末永く使っていただくことを心からお願いしたい』と述べました。

これに対しテー・ウー副議長から、『今般の支援で同村間に道路が整備され、人・物資の往来が容易になった。地域住民の自助努力のみでは道路の整備が不可能であったため、日本政府と日本国民に大変感謝している。今後の維持管理は村人が資金を募って行っていく予定である』と、謝意が述べられました。

今般支援では、105,191米ドルの資金供与により、幅2.3メートル、長さ3.7メートルの新道路が建設されました。日本政府は、今後も草の根・人間の安全保障無償資金協力によりインフラ分野における支援を行っていく予定であり、こうした支援が二国間の友好関係の発展に繋がることを期待しています。