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草の根・人間の安全保障無償資金協力によるモン州ビーリン地区ウィンカ村小学校建設計画引渡式典開催
平成25年2月14日、草の根・人間の安全保障無償資金協力により支援された、ウィンカ村小学校の新校舎引渡式典が開催されました。式典には、在ミャンマー日本国大使館から沼田大使が出席し、ミャンマー側からオウン・ミン・モン州政府首相、ラー・ウー・モン州政府福祉大臣、ニュン・ソー・モーラミャイン県教育局委員長らが出席しました。
引渡式典で沼田大使は、『ウィンカ小学校内に新校舎が建設されたことにより、多くの児童・生徒が学習に適した環境で授業を受けることができるようになった。当校で勉強した子供たちが立派に成長し、やがてミャンマーの将来を支える人材に育つことを期待している』と述べました。
これに対し、オウン・ミン首相が、『日本が現在のような経済大国に発展したのも、教育を第一に考えてきたためだと思う。故にミャンマーにおいても、教育を優先した政策を実施していきたい。今般の新校舎を末永く大切に使い続けるため、PTAや教師、地域住民らと協力して維持管理をしていくことで、日本への恩返しとしたい』と、謝意が述べられました。
今回の支援では、87,613米ドルの資金供与により、100フィート×30フィート1階建て5教室の、鉄筋コンクリート製新校舎が建設されました。日本政府は、今後も草の根・人間の安全保障無償資金協力により教育分野における支援を行っていく予定であり、こうした支援が二国間の友好関係の発展に繋がることを期待しています。
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