-bullet.png)
マンダレー地域メティラ県内4地区に対する緊急事態宣言の発出について
平成25年3月22日
在ミャンマー日本国大使館領事部
在ミャンマー日本国大使館領事部
- 1.3月20日,マンダレー地域メティラ県内の貴金属店におけるイスラム教徒の店主と仏教徒の客の間の口論がきっかけとなり暴動が発生し,死者5人,負傷者約20人,モスクが放火・崩壊する等の被害が生じ,同日夜には警察により夜間外出禁止令が発令されました。
- 2.その後,同地区の暴動の拡大により,本22日,ミャンマー政府によりマンダレー地域メティラ県内メティラ地区,ワントゥイン地区,マフライン地区及びターズィ地区に対して緊急事態宣言が発令されました。本命令は追って発表があるまで効力を有するとされています。
-
3.つきましては,在留邦人の皆様におかれては,不測の事態に巻き込まれることのないよう事態が沈静化するまでの間,以下の点につき十分な注意を払い,身の回りの安全対策及び危機回避に留意してください。
(1)マンダレー地域メティラ周辺への渡航・滞在は,当分の間延期されることをおすすめします。仮に業務等やむを得ない事情により同地域への渡航・滞在を検討される場合には,出発前に再度目的地周辺の最新情報の入手に努め,治安情勢を再確認し,緊急時の連絡手段を確保する等,十分な安全対策を講じるように心がけてください。
(2)デモや集会を見かけたら絶対に近づかず,その場から速やかに回避してください。
(3)標的となる可能性のあるモスク等宗教施設,政府機関,軍・警察関連施設には可能な限り近づかないで下さい。