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草の根・人間の安全保障無償資金協力によるタニンダリー地域メイッタウン小学校及びパロー第7小学校引渡式典開催
2014年2月19・20日、草の根・人間の安全保障無償資金協力によりタニンダリー地域メイッ地区メイッタウン小学校とパロー地区パロー第7小学校の新校舎完成引渡式典がそれぞれの学校で行われました。式典には、当大使館から前田書記官が、メイッ地区ではルウィン・コー・ウー県行政長、ティン・シェイン県副教育長が、パロー地区ではチョー・スワ地区行政長、セイン・セイン地区教育長が各建設委員会委員長をはじめ多くの関係者や地元住民と共に出席しました。
引渡式典では、前田書記官より「この学校は、この国の未来を担う子供たちへの日本からの贈り物です。教育はミャンマーの発展にとり最も重要なので、子供達は新しい校舎でしっかりと勉強して下さい。戦後、日本は教育に力を入れることで、今日世界においても発展した国になりました。我々が願っていることは、学校を大切に末永く使っていただき、ここで勉強した子供たちが立派に成長し、ミャンマーの将来を支える人材に育ってくれることです。」と述べました。
ルウィン・コー・ウー県行政長らは「ミャンマーは今、教育システムにおいて転換の時期を迎えています。またミャンマーは発展に向けて特に教育に力をいれなければならない時期でもあります。ミャンマー政府が教育分野への改善に取り組んでいる中、このように支援をしていただき、日本政府と国民の皆様の真心に感謝いたします。」と謝意が述べられました。
今般支援では、メイッタウン小学校に対し123,408米ドルの資金供与により、鉄筋コンクリート造2階建10教室の新校舎、学校家具が、パロー第7小学校には107,754米ドルの資金供与により、鉄筋コンクリート造1階建5教室及び学校家具が整備されました。
日本政府は、今後も草の根・人間の安全保障無償資金協力により教育分野における支援を行っていく予定です。更に支援が今年60周年を迎えた日本・ミャンマー二国間の友好関係の発展にさらに繋がることを望んでいます。
メイッタウン小学校 | |||
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参列者を迎える児童 | スピーチをする前田書記官(右) | 新校舎の前でテープカット | 完成した2階建新校舎 |
パロー第7小学校 | |||
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新校舎の前でテープカット | 民族衣装を装った児童らと 一同記念撮影 |
新校舎を見学し児童に質問 する前田書記官 |
「また、来て下さい。」と手を 振る児童たち |