草の根・人間の安全保障無償資金協力によるシャン州カロー地域エイミッ・ユアジ村間橋梁引渡式典開催
2014年2月18日、シャン州カロー地域で草の根・人間の安全保障無償資金協力により建設されたエイミッ・ユアジ村間の橋梁の引渡式典が行われました。
引渡式典では、当館から渡辺書記官が出席し、ミャンマー側より、シャン州政府サイ・ノウ・カン運輸大臣に加え多くの関係者や地域住民が出席しました。
渡辺書記官より「橋が整備されたことにより、今後この地域で生産された農作物や他の地域からの荷物を多く運ぶことができ、経済が活発化され皆様の生活が豊かになることを期待しています。今年は、日本とミャンマーの外交関係樹立60周年の記念すべき年であります。これまで以上に日本とミャンマーの友好関係が発展することを願っています。」と述べました。
村人からは「この橋が建設されたおかげで、村まで大型トラックで行き来できるようになります。村で生産されたジャガイモがたくさん出荷できるようになり、以前より生活が楽になります。この橋を建設してくれた日本政府と日本国民の皆さんにとても感謝しています。」との言葉が多く寄せられました。
今般支援では、120,159米ドルの資金供与により、鉄筋コンクリート橋梁が整備されました。日本政府は、今後もインフラ整備など草の根・人間の安全保障無償資金協力によりミャンマーの人道的支援を行っていく予定です。