草の根・人間の安全保障無償資金協力によるヤンゴン地域 シュエミンウォン僧院付属小学校及びダマメディニ僧院付属小中学校引渡式典開催
2014年2月3日、草の根・人間の安全保障無償資金協力によりヤンゴン地域ミンガラドン・シュエミンウォン僧院付属小学校及び北オッカラッパ・ダマメディニ僧院付属小中学校の新校舎完成引渡式典が行われました。式典には、当大使館から丸山公使参事官が、ミャンマー側からはヤンゴン地域僧院付属学校管理委員会委員長バッダンタ・ケイッティターヤ僧正、同2学校の代表バッダンタ・ザーネヤ僧正、建設委員会委員長をはじめ多くの関係者や住民が出席しました。
引渡式典では、丸山公使参事官より「将来この校舎で学んだ児童・生徒たちがミャンマーの国を築く人材に育ってくれることを願っています。どうか常に心に目標を持ってください。自分のためだけではなく他者の事を思い、どうすれば良いか、どうなりたいか、どうしたいかを考えて努力してください。」と述べると大きな拍手が沸きました。
ヤンゴン地域僧院付属学校管理委員会委員長バッダンタ・ケイッティターヤ僧正は「このような立派な校舎を建てることは容易ではありません。日本政府と日本国民による支援のおかげで学習環境が改善されたことに心から感謝します。子どもたちはこの厚意に応え、懸命に勉強してください。」と謝意が述べられました。
今般支援では、ミンガラドン・シュエミンウォン僧院付属小学校に対し87,150米ドルの資金供与により、鉄筋コンクリート造2階建6教室の新校舎、学校家具が、北オッカラッパ・ダマメディニ僧院付属小中学校には100,507米ドルの資金供与により、鉄筋コンクリート造3階建6教室の新校舎、学校家具が整備されました。
日本政府は、今後も草の根・人間の安全保障無償資金協力により教育分野における支援を行っていく予定です。日本政府としては、こうした支援が二国間の友好関係の発展に繋がることを望んでいます。