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草の根・人間の安全保障無償資金協力によるマグウェ地域パコック地区ヤダナテインカ僧院付属小学校建設計画引渡式典開催
2014年8月18日、草の根・人間の安全保障無償資金協力によりマグウェ地域パコック地区ヤダナテインカ僧院付属小学校建設計画の新校舎完成引渡式典が行われました。式典には、当館から和田二等書記官が、ミャンマー側からは、パコック地区副行政官、パコック地区警察署長をはじめ多くの関係者や住民が出席しました。
引渡式典では、テイン・ナイン・パコック地区副行政官が小学校建設に関して日本政府と日本国民に感謝の意を述べ、「新校舎は、日本政府と日本国民の税金により建設されました。日本政府と日本国民は、ミャンマー国民の発展と自立を望んでおります。児童・生徒達は、ミャンマーの将来を担うリーダーとなるよう勉学に励んでください。」と述べました。
続いて、和田書記官より、スムーズな学校建設の実施に対する謝辞が述べられ、「日本も、昔から学校教育は重要であると考え、こども達への教育に力を注いで参りました。こういったことからもミャンマーへの教育分野への支援として、これまでに約312校の学校を改修・建設して参りました。教育分野への支援のニーズは非常に大きく、その支援への重要性もあり、日本政府としても引き続き重点的に支援を続けたいと考えております。児童・生徒達がミャンマーの将来を支える人材に育ってくれることを期待しています。」と激励の言葉を述べました。
今般支援では、草の根・人間の安全保障無償資金協力スキームに基づく、96,076米ドルの資金供与により、上記施設が整備されました。日本政府は、今後も草の根・人間の安全保障無償資金協力により様々な分野で支援を行っていく予定です。日本政府としては、こうした支援が本年外交関係樹立60周年を迎える二国間の友好関係の発展に繋がることを望んでいます。
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草の根で支援する前の様子 | 新校舎の教室の中の様子 | テープカット |