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草の根・人間の安全保障無償資金協力による
ヤンゴン地域コームー地区チュンガレー村給水施設建設計画引渡式典の開催
2015年7月20日、草の根・人間の安全保障無償資金協力により支援されたヤンゴン地域コームー地区チュンガレー村給水施設建設計画の引渡式典が行われました。
式典には、当館から村上悠平外務事務官が、ミャンマー側からは、ター・セイン・チュンガレー村開発委員会書記をはじめ、建設委員会の委員長及び委員など多くの関係者や地域住民が出席しました。
引渡式典では、ター・セイン・チュンガレー村開発委員会書記が、「チュンガレー村の人々は、これまで毎日大変な労力と時間をさいていた水汲みから解放されました。また子供たちの下痢も大幅に減少しており、住人の衛生・保健面、生活環境が向上しています。さらに、住民の教育、また地域の社会経済活動に役立つと確信しております。」と述べました。
続いて、村上悠平外務事務官より、「チュンガレー村給水施設の建設により、人々の生活に必要な水を供給できるようになりました。発展委員会で適切に管理し、持続的に使用して頂きたいと思います。また、プロジェクトの実現に向けて尽力された給水施設関係者の方々や、整備に関わられた皆様に、心から感謝を申し上げます。」と述べ、ミャンマーと日本の友好関係が発展することを願い、挨拶を締めくくりました。
日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力スキームに基づき、110,587米ドルの資金供与を通じ、上記施設の整備を支援しました。日本政府は、今後も草の根・人間の安全保障無償資金協力により様々な分野で支援を行っていく予定です。また、こうした支援が二国間の友好関係の発展に繋がることを期待しています。
引渡式に参加するチュンガレー村小学校の生徒たち | 村上外務事務官と生徒たち | 参列者を歓迎する地域住民 | 溜池及びODAプレートの前で委員会メンバーと建設会社関係者 |