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「メールマガジン(4月号)」(2015年4月1日)
大使館からのお知らせ
平成27年4月1日
在ミャンマー日本国大使館領事部
1.渡航情報【スポット情報】
●パキスタン:ラホール市内における自爆テロ事件の発生に伴う注意喚起(3/16)
●中国:鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例(3/13)
●バングラデシュ:野党連合による全国規模の抗議運動の実施に関する注意喚起(その2)(3/9)
●インドネシア(バリ島):ニュピ祭における注意喚起(3/3)
●ブルネイ:ブルネイにおけるデング熱の流行(2/24)
【危険情報】
●インドネシアについての渡航情報(危険情報)の発出(3/6)
●スリランカについての渡航情報(危険情報)の発出(2/24)
【広域情報】
●ソマリア周辺海域における航行船舶等に対する海賊等に関する注意喚起(3/19)
●ISILから帰還した戦闘員によるテロの潜在的脅威に関する注意喚起(3/19)
●ソマリアのイスラム過激派組織によるテロの脅威に対する注意喚起(2/24)
※詳細は外務省「海外安全ホームページ」 http://www.anzen.mofa.go.jp/ をご覧ください。
2.安全対策情報(深夜タクシー利用の際の注意事項)
当館に寄せられた情報では,当地在留邦人の方が深夜にタクシーを利用した際に同乗者から暴行を受け,金品を奪われる事件が発生しました。また,報道によれば,最近犯罪が増加傾向にあるようですので,邦人の皆様におかれましては,安全対策に十分ご注意いただきますようお願いいたします。
(1)在留邦人の方が以下の被害に遭われています。
3月3日(火)夜12時頃,日本大使館付近にて助手席に同乗者のいるタクシー(白のトヨタ・プロボックス)に乗車したところ,後部トランク部分に隠れていた3人の男に羽交い締めにされ,その後南ダゴンで解放されるまで殴打された。タクシーの運転手らもグルだった可能性が高い。
犯人はナイフを所持していたが,抵抗しなかったため,かすり傷を負ったものの,深く刺されることはなかった。
この事件により,暴行被害に加え,現金約30万チャット及び携帯電話を奪われた。
(2)ここ数年,犯罪情勢は悪化傾向にあると見られます。統計の取り方等に違いがあるため単純な比較はできませんが,日本と犯罪認知件数を人口比で比較すると,ミャンマーの方が殺人で約3倍,強姦は約1.3倍,傷害は約2倍と高くなっています。その原因として,物価の高騰や貧富の差の拡大のほか,恩赦で釈放される犯罪者の増加が上げられるとの報道もあります。本件の他に,外国人が被害者となった事件として,本年2月に,バゴー近郊において自転車旅行中で野宿していたスペイン人男性が武器を持った2人組に襲われ重傷を負ったという事件も発生しています。また,これまでほとんどミャンマー国内では見られなかったSUVタイプの車両を狙ったカージャック事件(走行中の車両の乗っ取り)も発生しているとの報道もあります。
(3)当地は比較的治安が良いと言われていますが,事件や事故に巻き込まれないよう日頃から安全対策に心掛けてください。特に,深夜帯は,予期せぬ危険に遭遇する可能性が高いことから,不要不急の外出は極力控えてください。やむを得ず深夜にタクシーを利用する場合は,同乗者の有無を確実に確認し,運転手以外の同乗者がいる場合は,極力利用を控えてください。
3.当館メールマガジンの配信
(1)メールマガジンは,緊急事態を含め当館からの各種「お知らせ」を情報発信するためのもので,ご希望される方ご本人が登録をして頂ければ配信が可能となります。なお,メールマガジンは事件,事故発生時等に速やかに情報を配信する予定ですが,内容について不明な点等がある時は大使館領事部(電話549644~8)へ電話確認をお願いします。
(2)メールマガジンの配信登録は当館ホームページ
https://www.mailmz.emb-japan.go.jp/mlregist/myanmar.html から可能です。
または,当館領事部メールアドレス ryoji@yn.mofa.go.jp 宛てに以下の内容をメールにてご連絡下さい。
・姓(日本パスポート記載とおりに半角大文字で入力)
・名(日本パスポート記載とおりに半角大文字で入力)
・生年月日
・配信を希望するメールアドレス1つ
(3)当館メールマガジンに登録されている方に対して,毎月1日付で上記1.の内容を送信させて頂きます。登録されているにも拘わらず10日までにメールマガジンが届かない方は,何らかの障害が考えられますので,お手数ですが大使館領事部(電話549644~8)までご連絡ください。