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草の根・人間の安全保障無償資金協力によるバゴー地域チャウチー地区医療機関機能向上計画、バゴー地域チャウチー地区ミェッタ区小学校建設計画、
バゴー地域シュエチン地区マダウッカレー小学校建設計画及びバゴー地域シュエチン地区プェコン区小学校建設計画引渡式典の開催
2015年6月4日と5日、草の根・人間の安全保障無償資金協力により支援されたバゴー地域チャウチー地区医療機関機能向上計画(チャウチー地区病院、ナッタンクイン・ステーション病院及びモウン・ステーション病院)、バゴー地域チャウチー地区ミェッタ区小学校建設計画、バゴー地域シュエチン地区マダウッカレー小学校建設計画及びバゴー地域シュエチン地区プェコン区小学校建設計画が行われました。
式典には、当館から渡邊康太三等書記官が、ミャンマー側からは、テッ・トゥン・バゴー地域国防・国境大臣、ソウ・ジュビリー・サン・フラ・バゴー地域政府カレン族大臣、ソー・ソー・ヌウェッ・バゴー地域教育局副局長、キン・サン・ミンッ地区保健局長をはじめ、建設委員会の委員長及び委員など多くの関係者や地域住民が出席しました。
プェコン区小学校の引渡式典では、ソウ・ジュビリー・サン・フラ・バゴー地域政府カレン族大臣が、「生徒を教育することは、人材育成のための大きい投資です。日本政府と日本国民は、ミャンマーの将来を担う人材を育成する新校舎を供与してくださいました。私達はカレン族がこの新しい校舎を受けとったことを大変嬉しく思います。バゴー地域政府を代表し、日本政府と日本国民の皆様に感謝いたします。」と述べました。
続いて、渡邊書記官より、「私達は国民和解のため、教育分野の発展が重要だと思っています。したがって私達は、特に民族地域の教育分野発展支援に力を入れております。プロジェクトの実現に向けて尽力された学校関係者の方々や、建設に関わられた皆様に、心から感謝を申し上げます。皆様の思いとご尽力なしには、この新しい校舎は完成しませんでした。生徒の皆さんには、楽しく学習し、遊んで、ミャンマーの未来を支える人材に育ってほしいと強く願っています。」と述べ、ミャンマーと日本の友好関係が発展することを願い、挨拶を締めくくりました。
日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力スキームに基づき、478,088米ドルの資金供与を通じ、上記4施設の整備を支援しました。日本政府は、今後も草の根・人間の安全保障無償資金協力により様々な分野で支援を行っていく予定です。また、こうした支援が二国間の友好関係の発展に繋がることを期待しています。
ミェッタ区小学校でのテープカット | ミェッタ区小学校での集合写真 | マダウッカレー小学校の新教室内にて |
マダウッカレー小学校新校舎前での集合写真 | プェコン区小学校で歓迎する児童達 | チャウチー地区病院の引渡式典 |