草の根・人間の安全保障無償資金協力による カチン州ホーピン準地区ミャカンタ小学校建設計画、カチン州バモー地区バモー総合病院産婦人科棟建設計画及び、カチン州バモー地区第1小中高等学校建設計画引渡式典の開催
  2016年3月5日及び7日に、カチン州において草の根・人間の安全保障無償資金協力により支援されたホーピン準地区ミャカンタ小学校、バモー地区バモー総合病院、バモー地区第1小中高等学校の引渡式典が行われました。
式典には、当館から鈴木一喜書記官が、ミャンマー側からは、セイン・ミン・バモー管区行政官、ウィン・マウン・モーニン地区行政官、タン・ニョ・バモー教育局長をはじめ、教師、児童・生徒、建設委員会の委員長及びメンバーなど多くの関係者や地域住民が出席しました。
 バモー第1小中高等学校の式典では、タン・ニョ・バモー教育局長が、「教師と生徒の両方がこの日本の支援を受けた新しい校舎で学習できることをとても喜んでいます。新校舎はこれまでの校舎より格段にきれいで生徒の学習に最適な環境です。この地区の人々を代表して日本政府と日本の方々への感謝を表明します」と日本の支援に対して謝辞を述べました。
続いて、鈴木書記官より、「委員会を初め、建設会社の方々、この建設計画の実施に携わった方々の努力に感謝致します。この新校舎で学ぶみなさんが精一杯勉強に励み、ミャンマーの将来を担う人材になることを期待しています」と述べ、ミャンマーと日本の友好関係が発展することを願い、挨拶を締めくくりました。
 日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力スキームに基づき、839,321米ドルの資金供与を通じ、上記3施設の整備を支援しました。日本政府は、今後も草の根・人間の安全保障無償資金協力により様々な分野で支援を行っていく予定です。また、こうした支援が二国間の友好関係の発展に繋がることを望んでいます。