草の根・人間の安全保障無償資金協力による バゴー地域タナッピン地区ミンユア中高等学校建設計画 引渡式典の開催
  2016年6月16日に、バゴー地域タナッピン地区において草の根・人間の安全保障無償資金協力により支援されたミンユア中高等学校の引渡式典が行われました。
式典には、当館から東秀明書記官が、ミャンマー側からは、ミン・ウー連邦下院議員(タナッピン地区選出)をはじめ、ミン・ミン・タン・バゴー地域教育局長、教師、児童・生徒、建設委員会の委員長及びメンバーなど多くの関係者や地域住民が出席しました。
 式典では、ミン・ウー連邦下院議員(タナッピン地区選出)が「ミャンマーと日本は、長年に亘って友好関係を築いており、多大なる支援を頂いてきました。この度の新校舎建設にご尽力頂きました日本政府及び日本国民の皆さんに心より感謝いたします。」と述べました。
続いて東書記官より、「ミンユア中高等学校は、近隣の小学校15校からも児童が進学しています。日本政府の支援により、タナッピン地区の中等教育に貢献できたことを大変嬉しく思います。」と述べ、ミャンマーと日本の友好関係が発展することを願い、挨拶を締めくくりました。
 日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力スキームに基づき、99,271米ドルの資金供与を通じ、上記校舎の建設を支援しました。日本政府は、今後も草の根・人間の安全保障無償資金協力により様々な分野で支援を行っていく予定です。また、こうした支援が二国間の友好関係の発展に繋がることを望んでいます。