草の根・人間の安全保障無償資金協力による チン州ミンダッ地区ミンダッ小中高等学校(分校)建設計画 引渡式典の開催
  2016年6月17日に、チン州ミンダッ地区において草の根・人間の安全保障無償資金協力により支援されたミンダッ小中高等学校(分校)の引渡式典が行われました。
式典には、当館から藤川雅大書記官が、ミャンマー側からは、ネイ・リン・アウン連邦下院議員(ミンダッ地区選出)をはじめ、アウン・ゾー・ウィン・ミンダッ地区教育局長、教師、児童・生徒、建設委員会の委員長及びメンバーなど多くの関係者や地域住民が出席しました。
 式典では、ネイ・リン・アウン連邦下院議員(ミンダッ地区選出)が「ミャンマーの発展にとって大切なのは教育です。チン州のように気候の厳しい土地においては、学校校舎がなくては教育は行えません。支援を必要としているこの地に、校舎を建設していただき、日本政府及び国民の皆さんに心から感謝いたします。この新校舎で勉強した生徒の中から、この国を支えるリーダーが輩出されることを期待しています。」と述べました。
続いて藤川書記官より、「生徒の皆さんには、この学校を大切に、末永く使って頂き、また、立派に成長して、ミャンマーの未来を支える人材に育って欲しいと強く願っています。」と述べ、ミャンマーと日本の友好関係が発展することを願い、挨拶を締めくくりました。
 日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力スキームに基づき、327,320米ドルの資金供与を通じ、上記校舎の建設を支援しました。日本政府は、今後も草の根・人間の安全保障無償資金協力により様々な分野で支援を行っていく予定です。また、こうした支援が二国間の友好関係の発展に繋がることを望んでいます。