草の根・人間の安全保障無償資金協力による カレン州パアン地区第2小学校建設計画、 及びカレン州ミャワディ地区県病院手術棟建設計画、 引渡式典の開催
  2016年9月19日及び20日に、草の根・人間の安全保障無償資金協力により支援されたカレン州パアン地区第2小学校建設計画とカレン州ミャワディ地区県病院手術棟建設計画の引渡式典が行われました。
式典には、当館から波多野伸俊書記官が、ミャンマー側からは、ティン・ウィン・チョー・カレン州政府社会福祉省大臣、ミャ・ワッナッ・ソー・保健省副局長、ミン・オー・ウェ・カレン州教育局副教育局長をはじめ、建設委員会の委員長及び委員など多くの関係者や地域住民が出席しました。
  ミャワディ地区県病院手術棟の引渡式典では、ティン・ウィン・チョー・カレン州政府社会福祉省大臣が、「ミャワディー地区県病院では手術が必要な患者が増え続けており、手術棟及び集中治療室の役割が重要になっています。多くの方々の協力のおかげでこの計画の実現に至りました。日本政府と日本の方々に感謝いたします。」と述べました。
続いて、波多野書記官より、「手術棟と医療機器が地域医療の機能向上に貢献し、地元の方々がより良い保健医療サービスを享受できるようになることを願っています。」と述べ、ミャンマーと日本の友好関係が発展することを願い、挨拶を締めくくりました。
 日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力スキームに基づき、799,666米ドルの資金供与を通じ、上記2施設の整備を支援しました。日本政府は、今後も草の根・人間の安全保障無償資金協力により様々な分野で支援を行っていく予定です。また、こうした支援が二国間の友好関係の発展に繋がることを望んでいます。