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シャン州ラーショー総合病院整備計画(フェーズⅠ)の完成引き渡し式
シャン州ラーショー総合病院整備計画(フェーズⅠ)にて建設した病棟の引き渡し式典が2016年12月6日(火)に行われました。
新たに建設された病棟(RC造、2階建て)は、外来部門や癌科、検査部門等の機能を有し、地域の中核病院としての機能強化に大きく寄与するものです。
また、来年2月を目処にフェーズⅡとして、同病院敷地内に一棟の新病棟を建設する予定としており、これらの総事業費は約15億円を見込んでいます。
引き渡し式典には、リン・トゥッ・シャン州首相、テッ・カイン・ウィン保健スポーツ省事務次官、松尾秀明在ミャンマー日本国大使館参事官、中澤慶一郎JICAミャンマー事務所長他が出席しました。
松尾参事官は、「本計画による支援は、ラーショー総合病院の診療機能に加え、地域の保健医療の「核」としての機能強化にも繋がるものであり、ミャンマーの保健医療の改善に資するものと信じている。」旨を挨拶。
リン・トゥッ州首相は、「過去に自分が医師として勤務した病院が綺麗に建て替わったことを嬉しく思う。当病院が地域医療に多大なる貢献をすることを期待している。」旨、テッ・カイン・ウィン事務次官は、「日本は長年に亘ってミャンマーの保健医療分野に対する支援を継続してくれている最大のドナーである。引き続き、他地域の総合病院についても同様のご協力を頂ける予定であることに感謝を申し上げる。」旨をそれぞれ挨拶。
シャン州北部に位置するラーショー総合病院は、保健行政区の中でも特に診療人口が多いが、施設・機材の老朽化により中核病院として機能を十分に発揮できておらず、施設・機材の整備が喫緊の課題となっていた。
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