草の根・人間の安全保障無償資金協力による マグウェ地域プインピュー地区タナンゴン村小中高等学校建設計画(洪水被害支援)
引渡式典の開催

2016年11月8日に、草の根・人間の安全保障無償資金協力により支援されたマグウェ地域プインピュー地区タナンゴン村小中高等学校建設計画の引渡式典が行われました。

式典には、当館から松尾秀明参事官が、ミャンマー側からは、アウン・モー・ニョ・マグウェ地域首相をはじめ、建設委員会の委員長及び委員など多くの関係者や地域住民が出席しました。

引渡式典では、アウン・モー・ニョ・マグウェ地域首相が、「2015年の洪水でミャンマーの多くの学校が崩壊しました。同校もその被害を受けた学校の一つです。日本政府からは同校を始め洪水被害を受けた学校への支援をいただき誠に感謝しております。今後、ミャンマーと日本の友好関係がますます発展することを祈っております。」と述べました。

続いて、松尾参事官より、「日本においても、学校教育の重要性は早くから認識され、子供達への教育に力を注いできました。ミャンマーの皆様からの教育分野への支援の要望は非常に大きく、また、その重要性から、日本政府としても、今後も重点的に教育分野の支援を継続していきたいと考えています。」と述べ、ミャンマーと日本の友好関係が発展することを願い、挨拶を締めくくりました。

日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力スキームに基づき、71,543米ドルの資金供与を通じ、同地域における学校校舎建設を支援しました。日本政府は、今後も草の根・人間の安全保障無償資金協力により様々な分野で支援を行っていく予定です。また、こうした支援が二国間の友好関係の発展に繋がることを望んでいます。