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ラカイン州への旅客船の引き渡し式(キスパナディ1)
2017年3月29日,シットウェー港にて,日本から到着した旅客船「キスパナディ1」がミャンマー政府に引き渡されました。
引渡し式典には,タン・スィン・マウン運輸・通信大臣,アウン・チョー・ザン・ラカイン州地域政府電力・工業・交通大臣,樋口建史駐ミャンマー日本国大使が出席しました。
式典にあたり,樋口大使は「ラカイン州は水路が多く,水上交通が重要であることから,キスパナディ1が地域住民の足として活躍することを期待します。」と挨拶。タン・スィン・マウン運輸・通信大臣は「日本の専門家がラカイン州の航路を調査し,その航路に適切な船を選定してくれた。日本政府の協力に感謝します。」と感謝の言葉を述べました。
本件は,日本の無償資金協力「経済社会開発計画」によるもので,合計3隻の旅客船(中古船2隻,新造船1隻)をラカイン州へ供与することにより,ラカイン州の地域住民の交通の利便性や航行安全の向上を目指すものです。今回はその1隻目の引渡し式で,後に残り2隻も供与予定です。また,3隻の旅客船の供与に係る総事業費はおよそ15億円を見込んでいます。
日本政府は,今後も,ミャンマーの平和と経済発展のために様々な分野で支援を行って参ります。
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