草の根・人間の安全保障無償資金協力による
エーヤーワディー地域ヒンタダ地区インウィン小学校建設計画、
及びエーヤーワディー地域ヒンタダ地区ユワウー小中高等学校(分校)建設計画、引渡式典の開催

2016年11月9日に、草の根・人間の安全保障無償資金協力により支援されたエーヤーワディー地域ヒンタダ地区インウィン小学校建設計画及びユワウー小中高等学校(分校)建設計画の引渡式典が行われました。

式典には、当館から笠井良真書記官が、ミャンマー側からは、キン・マウン・イー・国民代表院(下院)議員、テイン・ウィン・国民代表院(上院)議員、チョー・ソー・エーヤーワディー地域議会(上院)議員、テイ・ウー・連邦団結発展党(USDP)党員、アウン・ホン・タン・エーヤーワディー地域行政局副行政局長、アンブロ・エーヤーワディー地域教育局副教育局長をはじめ、建設委員会の委員長及び委員など多くの関係者や地域住民が出席しました。

インウィン小学校新校舎引渡式典では、キン・マウン・国民代表院(下院)議員が、「教育はどの国にとっても重要なものであり、ミャンマー政府も同分野の改善に注力してきました。教育分野をより良くするためには、児童や父兄を始めすべての人の協力が必要です。エーヤーワディー地域への日本政府と日本のみなさんの支援に感謝します」と述べ、日本の支援に対する謝辞の言葉がありました。

続いて、笠井書記官より、「ミャンマーの皆様からの教育分野への支援の要望は非常に大きく、また、その重要性から、日本政府としても、今後も重点的に教育分野の支援を継続していきたいと考えています」と述べ、ミャンマーと日本の友好関係が発展することを願い、挨拶を締めくくりました。

 日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力スキームに基づき、316,302米ドルの資金供与を通じ、上記2施設の整備を支援しました。日本政府は、今後も草の根・人間の安全保障無償資金協力により様々な分野で支援を行っていく予定です。また、こうした支援が二国間の友好関係の発展に繋がることを望んでいます。