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日ミャンマー共同イニシアティブ(フェーズ2)第4回会合
1.8月18日、ヤンゴンにおいて、「日ミャンマー共同イニシアティブ(フェーズ2)」第4回会合が、セッ・アウン計画財務副大臣及び樋口駐ミャンマー日本国大使の共同議長により開催されました。
2.「日ミャンマー共同イニシアティブ(MJJI)」は、ミャンマーにおける投資環境の改善のための具体的な取組を両国の官民関係者の間で議論する枠組みです。2016年6月に現行政府下での第1回総会を開催し、「輸出入」、「産業政策」、「金融・保険」、「税務」、「投資促進」の5つの作業部会(Working Group)を立ち上げて、それぞれの分野で投資・事業環境整備にかかる課題を議論してきました。
3.今回の会合では、今年3月の第3回総会以降、各作業部会で進められてきた活動と残された課題について報告・議論しました。主な成果としては、税関手続きに関する相互理解促進、自動車政策に関する工業省と民間の議論開始、ヤンゴン証券取引所に上場する企業への税制インセンティブ、信用保証保険制度の活用に向けたミャンマー側の積極的な姿勢、新投資法の本格運用と新会社法の国会提出などが挙げられ、投資促進に向けた前向きな取組が行われていることが確認されました。
また、今後取り組むべき課題については、引き続き各作業部会の中で日緬の官民関係者による議論を継続し、日本側から適切な提案や知見の提供を行い、年内に次回総会を開催して進捗を確認していくことが確認されました。
4.ミャンマー経済の発展のために投資・ビジネス環境の整備は不可欠なものです。そのために、今後も日本は、MJJIを通じて、引き続き、官民を挙げて協力していく考えです。
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