草の根・人間の安全保障無償資金協力による カヤー州ロイコー地区ロイリンレー村小中高等学校建設計画、 カヤー州ディモーソー地区シンタウン村地域補助保健センター建設計画、 及びカヤー州メーセー地区メーセーナン村地域保健センター建設計画 引渡式典の開催

2016年12月9日及び10日に、草の根・人間の安全保障無償資金協力により支援されたカヤー州ロイコー地区ロイリンレー村小中高等学校建設計画、ディモーソー地区シンタウン村地域補助保健センター建設計画、及びメーセー地区メーセーナン村地域保健センター建設計画の引渡式典がそれぞれ行われました。

 式典には、当館から松岡裕佑書記官が、ミャンマー側からは、エル・ファウン・ショ・カヤー州首相、アウン・チョー・テイ・カヤー州社会開発省をはじめ、建設委員会の委員長及び委員など多くの関係者や地域住民が出席しました。

 ロイリンレー村小中高等学校の新校舎引渡式典では、エル・ファウン・ショ・カヤー州首相が、「今、ミャンマー政府及びカヤー州は教育分野の発展を最優先に掲げています。州の持続的な発展には政府機関のみならず、地元住民や全ての関係者の参画が欠かせません。日本政府にこうして新しい新校舎と学習備品を整備いただいたからには、しっかりと維持管理を行い施設を有効活用しなくてはなりません」」と述べました。

 続いて、松岡書記官より、「児童・生徒の皆さんには、この学校を大切に、末永く使って頂き、ミャンマーの未来を支える人材に育ってほしいと強く願っています。そのためにも、この学校で、先生のおっしゃることをよく聞いて、楽しく勉強し、いっぱい遊んでください」と挨拶がありました。

 日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力スキームに基づき、365,427米ドルの資金供与を通じ、上記3施設の整備を支援しました。日本政府は、今後も草の根・人間の安全保障無償資金協力により様々な分野で支援を行っていく予定です。また、こうした支援が二国間の友好関係の発展に繋がることを望んでいます。