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1.11月26日、ネーピードーにおいて、「日ミャンマー共同イニシアティブ(フェーズ2)」第6回会合が開催されました。
2.冒頭、ソー・ウィン計画財務大臣、タウン・トゥン投資・対外経済関係大臣兼ミャンマー投資委員会委員長、丸山駐ミャンマー日本国大使、根岸ミャンマー日本商工会議所(JCCM)会頭から挨拶があった後、両国政府及び民間企業関係者が、ミャンマーにおけるビジネス・投資環境整備に関する事項について議論を行いました。
3.今回の会合では、今年2月の前回会合以降進めてきた、「輸出入」、「産業政策」、「金融・保険」、「税務」、「投資促進」の5つの作業部会(WG)における議論と成果について報告があり、その後、それぞれの事項について、出席者による活発な議論が行われました。
4.前回会合以降の主な成果としては、小売・卸売業の外資開放、為替バンド規制の廃止、外国銀行により提供可能な金融サービスの範囲の拡大、法人税に係る申告納税制度の着実な移行、ミャンマー投資促進計画(MIPP)の公表等が確認されました。
5.今後とも、各作業部会で、残されている課題について議論を継続し、明年に次回総会を開催することが確認されました。日本政府としては、今後も、ミャンマーの投資・ビジネス環境の整備に向け、日本の民間企業と協力しつつ、尽力していく考えです。
(参考)「日ミャンマー共同イニシアティブ(MJJI)」MJJIは、2013年に開始されたミャンマーにおける投資・ビジネス環境改善のための取組を両国の官民関係者で議論する枠組みです。2016年のNLD政権発足後には、フェーズ2として、取り組みを更に拡大・強化し、総括的な議論を行う全体会合に加えて、「輸出入」、「産業政策」、「金融・保険」、「税務」、「投資促進」の5つの作業部会を立ち上げ、それぞれの分野でミャンマーの投資・ビジネス環境整備について具体的かつ実務的な議論を行ってきています。