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明けましておめでとうございます。令和最初となる初春を穏やかに迎えられたこととお慶び申し上げます。
昨年は日本とミャンマーの関係が引き続き大きく発展する1年でした。7月には,河野前外務大臣(当時)が3度目の訪問をしたほか,12月には森法務大臣,赤羽国土交通大臣がミャンマーを訪問されました。また,10月には即位礼正殿の儀出席のため,アウン・サン・スー・チー国家最高顧問が訪日されるなど,両国政府のハイレベルな往来が続いています。さらに,12月には三笠宮瑶子女王殿下がミャンマーを御旅行されましたが,これは皇族で初めてのミャンマー御来訪となりました。
昨年8月には日米緬投資フォーラムが開催された他,10月にはアウン・サン・スー・チー国家最高顧問の訪日の機会を捉え,JETRO投資セミナーが開催され,同国家最高顧問が1500人の聴衆に投資を直接呼びかけるなど,投資促進関連のイベントも積極的に開催されました。ティラワ経済特区への投資認可企業は100社を超え,さらに,ミャンマー日本商工会議所会員企業も8年前の53社から400社を超えるなど,ビジネスの観点からも両国間のつながりが更に強まった1年でした。
在留邦人数は登録ベースで3000人を超え,ミャンマーに渡航する日本人の数も前年度から24%増えました。また,ミャンマーでは日本語学習数が飛躍的に増え,両国間の人的交流もますます活発になっています。このように,日本とミャンマーの関係は今後もあらゆる分野で広がりと深みを増していくことが期待されます。
ミャンマーは2020年後半に総選挙も控えており,重要な局面を迎えます。日本政府は,ミャンマーに寄り添いながら,これまで以上にその取組を全力で支えていきます。そのために,私が先頭に立ち,一丸となって取り組んでまいりますので,皆様の御支援・御協力を賜りますようお願い申し上げます。