コシノジュンコ氏デザイン第27回SEA Gamesのユニフォームを テイン・セイン大統領にお披露目 (2013年5月26日)
5月26日、安倍総理大臣のミャンマー訪問にあたり、テイン・セイン大統領主催午餐会がネーピードーの国際会議場で行われました。その午餐会の場で、コシノジュンコ氏デザインの第27回SEA Gamesユニフォームのテイン・セイン大統領へのお披露目を行いました。
★コシノ氏デザインのユニフォームが出来上がるまで
2012年の文化・スポーツ交流ミッションにて、コシノ氏がテイン・セイン大統領を表敬した際、2013年12月にミャンマーで開催される第27回SEA Gamesのミャンマー選手団および関係役員のユニフォームデザインの要請を受けました。その後、承諾のお礼とともにスポーツ大臣より、製品2400着の提供も併せて要請されました。 当初はミャンマーでの縫製も検討されたそうですが、現在のミャンマーの技術では、丈夫で薄く通気性の良い機能を備えたユニフォームの制作は難しいと判断され、日本の最先端の技術を用い、ユニフォームの制作が行われました。 「軽さ」そして最先端の色彩や柄を表現する上で、福井にあるセーレン社のビスコテックスというプリント技術が使われています。また、左右に引く事ができるYKKの簡易分離ファスナー、吸汗・通気性に優れた東レ、帝人フロンティアの裏地が使用されています。
コシノ氏デザインのユニフォームを羽織られた安倍総理をご覧になったテイン・セイン大統領は、「私のサイズもあるのでしょうね」とおっしゃり、とてもお気に召された様子でした。 コシノ氏デザインのユニフォームを着たミャンマー選手達の活躍が今からとても楽しみです。