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霞会館からの書籍をドリームトレインに寄贈
8月7日、沼田大使夫妻は、霞会館と森保子様から寄贈いただいた書籍の寄贈式をジャパンハートが運営するドリームトレインにおいて行いました。
ドリームトレインは、ミャンマーで医療活動を行う特定非営利活動法人ジャパンハートが運営する養育施設です。ミャンマー東北部の国境付近の貧しい地域では、出稼ぎや人身売買などによりHIV患者が急増しています。親をエイズで亡くしたり、貧しいために人身売買の危険にさらされている子どもが安全な場所で教育を受けるために、2011年にドリームトレインはスタートしました。現在では163名の子ども達が寝食を共にし、近くの学校に通っています。高校卒業後に職出来るよう、裁縫やミシン、ヘアカットなどの職業訓練も行っています。
今回、寄贈いただいた本は、ミャンマーにはないような飛び出す絵本や綺麗な写真が掲載されている本など、日本からの様々な書籍です。ジャパンハート代表の吉岡医師は「日本語の授業も行っているので、授業で使わせていただきます。綺麗な絵や写真を見て子ども達は喜ぶと思います。」とおっしゃっていました。
遠く海を越えてきた日本の本は、ドリームトレイン内の図書室の本棚に設置され、好奇心旺盛で元気いっぱいの子ども達に読まれていくことでしょう。

書籍の寄贈式の様子 沼田大使夫妻とジャパンハート代表吉岡医師

元気いっぱいのドリームトレインの子ども達