ミャンマー洪水被害に関する我が国緊急援助物資の引き渡し式

ミャンマー洪水被害に関する我が国緊急援助物資の引き渡し式が8月5日、ミャンマー側からス・ス・フライン社会福祉・救済復興副大臣他、日本側から樋口大使,稲田JICAミャンマー事務所次長らが出席して、社会福祉・救済復興省ヤンゴン事務所で行われました。

樋口大使は、7月中旬からのミャンマーでの洪水被害の犠牲者に哀悼の意を表すとともに,今般の被害を受け,安倍総理からテイン・セイン大統領に発出した「お悔やみのメッセージ」を伝達しました。

日本政府は4日、ミャンマー政府からの要請を受け,国際協力機構(JICA)を通じ約1,800万円相当(約15万ドル)の緊急援助物資(毛布等※)供与を決定。樋口大使は、物資の第1弾が5日にヤンゴン空港に到着したことを報告して「本支援が被災地に届けられ,避難住民の生活に役立つようお使い頂ければ幸いです」と述べ,最後に、今回の洪水被害からの一刻も早い復旧・復興を祈念していることを伝えました。(※毛布6,000枚,スリーピングパッド1,000枚,プラスチックシート90枚)

ス・ス・フライン社会福祉・救済復興副大臣からは、今回の日本の支援に対し感謝の言葉が述べられ、日本がこれまでミャンマーの経済発展のため約束したODAについても謝意が述べられました。

緊急支援物資の引渡し式(8月5日15:30)

①ス・ス・フライン社会福祉・救済復興副大臣(写真左,女性)
②樋口大使(写真右)
③緊急援助物資(毛布,スリーピングパッド,プラスチックシート,写真中央)


緊急支援物資(第1段)のヤンゴン空港到着時(8月5日9:40頃到着)

シンガポール航空(SQ998)にて空輸
ODAロゴの入った緊急援助物資